パラグアイは安全な避難場所
こんにちは、Hiroです。
今回は、永住権が取得し易いパラグアイを、日本で災害や戦争が起きた際の避難場所として検討して頂ければという思いで書いてみます。
まず、パラグアイは南米大陸の真ん中にある内陸国なので津波の心配がありません。
そもそも地震自体がない国です。
原子力発電所はありません。電力はほぼ水力発電で賄われています。
From: JICA
https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/1000009944_02.pdf
2011年に起きた、東日本大震災と福島の原子力発電所の事故後、パラグアイに移住された方々が増えました。
やはり、上記に挙げたパラグアイの環境と永住権の取得し易さが決めてになったことは間違いありません。
周辺国との関係は良好で、国内に紛争の火種はありませんので、他国との戦争や内戦の可能性はゼロに近いですし、日本での米軍基地のような他国の軍隊が国内に駐屯しておりませんので、他国の戦争に巻き込まれる可能性はありません。
食料事情は、気候と土壌は悪くないので、食料は豊富にあり、実際に食料自給率は、恐らくカロリーベースだと思いますが、下記のサイトによれば340%とのことです。40%に満たない日本とは比べ物になりません。
From: 一般社団法人ラテンアメリカ協会
夏の気温は40℃以上になる日もあり、夏の暑さは厳しいですが、日本の多くの場所より湿度は低めです。冬は10℃を下る時も稀にありますが、寒さは厳しくないです。ただ、住居によっては、室内が寒く感じることがあるので、暖房器具が必要な日があるかもしれません。
南米=治安が悪いというイメージをお持ちの方がいらっしゃると思いますが、日本は世界で最も治安の良い国の一つなので、日本と比べれば、治安は悪いです。
ただ、治安がはっきり悪いと感じるのはスラム街など一部の地域であって、場所を選べば問題ないと言えます。あとは、夜9時以降は出歩かない、もしその時間に外出する場合は車や信頼のおけるタクシーを利用するなど最低限の注意を払う必要はあります。
私自身、パラグアイより治安が悪いと言われる、ブラジルとアルゼンチンの都市部に合わせて10年近く住みましたが、危険な目に遭ったことはありません。
医療面はやはり発展途上国ということで、日本と全く同じレベルの医療は期待できませんが、日系移住地には日本語で診療ができる日系人医師や歯科医、中心都市のアスンシオンやエステ市の私立病院には米国、スペイン、日本などの先進国で教育、経験を積んだ、日系を含めたパラグアイ人医師、歯科医もいるので、可能であれば私立病院がおすすめです。公立(国立)病院は、設備や医師のレベルにバラつきがあり、一般的に私立より劣ることが多いと言われています。
お子さんがいる方の場合は教育面が気になるかも知れませんが、当地、特に首都のアスンシオンには日本人学校(小中学校)、アメリカンスクールなどの英語で教育を行うインターナショナルスクール、日本語の授業がある現地の日系人が多い私立校(日本語の授業以外は全てスペイン語)があります。
地方に行くと外国語で授業を行う学校は少なくなりますが、日本人が開拓した、ブラジル国境に近い、イグアス市(イグアス移住地)など、各日系移住地には日本語学校(日系子弟向けに設立されましたが、非日系生徒も少数在籍)があり、ブラジル国境沿いにある、ブラジル人観光客向け免税品販売の店舗が連なるシウダー・デル・エステ市(通称エステ市)にはフランス人学校があります。
From: パラグアイ日系・日本人会連合会
以上、思いつく点をざっと列記してみました。
後程、思い出し次第、さらにパラグアイに関する事を紹介していきたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました!
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